「光る君へ」の世界が簡単に分かる超訳解説本4冊を紹介
- 歴史や古典が苦手
- 難しい本が苦手
- 2024年大河ドラマ「光る君へ」にハマり、平安時代を学びたい
苦手な人でも簡単に読める歴史や古典の本を知りたい!
このような方は、《眠れないほどおもしろい(面白い)》という題名が入った本(一部シリーズ本)がおすすめです!
《眠れないほどおもしろい(面白い)》という、読者を惹きつける言葉が入った題名の本は、異なる著者により様々な本が出版されていますが、分かりにくい部分を現在使われている流行りの言葉や表現に置き換えて超訳しているものが多いです。
歴史の本や難しい本が苦手な方でも頭の中でイメージしやすいので読みやすい上、「眠れないほど」と題名につけているだけに、短時間で読めるものばかりです。
この記事では、歴史や古典が苦手な方でも読みやすい、眠れないほどおもしろい(面白い)「大河ドラマ・光る君へ」紫式部と清少納言に関係する解説本を4冊紹介します。
文庫本の電子書籍は、電子書籍リーダーを使った読書がオススメです。
紙の本だと文字が小さくて読むのがツライと感じる方でも、文字を大きく設定すれば1ページあたり読む量を減らすことができるので、サクサク読みやすくなりますよ。
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Profile経理職一筋・在宅ワークアラフォー主婦。スマホ・パソコン・タブレットをフル活用した電子書籍の読書歴は10年以上です。数年前新たに購入した端末・Kindle電子書籍リーダーは、活字の本を読むのに欠かせないアイテムに♪収納にも困らず、いつでもどこでも読めるのが電子書籍のメリット! Kindleと楽天koboをメインとしていますが、お得を求めて日々様々な電子書籍ストアをリサーチしています。 ストア情報から、読みやすい本の紹介、親子の共有方法、お子さんの学習にも役立つ情報を発信していきます。プロフィールを読む
2024年大河ドラマ《光る君へ》の世界を楽しむ本
紫式部を主人公とした2024年大河ドラマ「光る君へ」が話題になっています。
ドラマを見て関連本を読みたい方は多いかと思いますので、紫式部や清少納言に関係する《眠れないほどおもしろい(面白い)》本を4冊紹介します。
数時間で読める本を紹介します!
難しくないので、すき間時間にちょっとずつ読むのもオススメです。
眠れないほどおもしろい紫式部日記「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート!
《眠れないほどおもしろい紫式部日記》は、平安時代に紫式部が宮中の様子を書いたと伝わる《紫式部日記》を分かりやすく解説した本です。
平安王朝を彩った一条天皇の中宮・藤原彰子の女房(偉い方に仕える女性)で、百人一首の歌人として恋多き女性でもあったとされる和泉式部のナビゲート(第三者目線)で解説が進むので、女友達の話を聞いているような感覚で読むことができます。
ところどころ4コマ漫画や相関図が入っているので、分かりやすいですよ
「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート!
- 著者:板野博行
- 王様文庫
眠れないほどおもしろい源氏物語 千年読みつがれる“恋のドラマ”が90分で読める!
《眠れないほどおもしろい源氏物語》は、平安時代中期に紫式部が描いたとされる長編小説《源氏物語》を分かりやすく解説した本です。
こちらの解説本の面白さは、源氏物語第1章「桐壷」からラスト第54章「夢浮橋」まで順に解説するスタンダードな本ではなく、登場人物ごとに章立てて説明しているところにあります。
所々ちょっとした漫画や相関図が挟んであるので分かりやすく、また、好きな登場人物から読むこともできる構成になっているので、すき間時間に少しずつしか読めない方でも、楽しく読むことができます。
亡き母親に瓜二つな義母を愛してしまう光源氏をマザコン呼ばわり、これぞ超訳!
千年読みつがれる“恋のドラマ”が90分で読める!
- 著者:板野博行
- 王様文庫
眠れないほど面白い『枕草子』みやびな宮廷生活と驚くべき「闇」
《眠れないほど面白い『枕草子』》は、平安時代中期に中宮定子に仕えた女房・清少納言により書かれたとされる約300の段からなる随筆(エッセイ)《枕草子》を分かりやすく解説した本です。
春はあけぼの・・・
しか覚えていないな
このような方にオススメの本です!
古典の先生が書かれている本ですが、著者の岡本先生は高校生の頃古文が苦手だったというのだから驚きです。だからこそ、苦手な人目線で分かりやすく「超現代語訳(清少納言本人が語っているノリ)」から始まり、原文/現代語訳・解説まで書かれているため、しっかりと理解を深められる内容になっています。
原文のうち、著者おすすめの段を厳選した内容になっているので、枕草子入門書としても読んでおきたい一冊です。
みやびな宮廷生活と驚くべき「闇」
- 著者:岡本梨奈
- 王様文庫
眠れないほどおもしろい百人一首―――あの歌に“驚きのドラマ”あり!
《眠れないほどおもしろい百人一首》は、鎌倉時代初期に藤原定家が京都の小倉山の山荘で撰んだ100首(人)の和歌《百人一首》を分かりやすく解説した本です。
現代においても「歌かるた」で人気の百人一首。
紫式部や清少納言のほかにも《大河ドラマ・光る君へ》に出てくる登場人物の和歌も多くあります。
章立ては年代順でなく、テーマ別に100首の和歌をまとめている構成なので、それぞれの歌人がどのような気持ちで詠んだのか、情景などもイメージしやすい内容になっています。
実際に一首ずつ和歌を選んだとされる藤原定家(ボク)のナビゲートで解説が進み、短すぎず長すぎず、100個の短編集としても楽しめる本です。
かなり興味深い内容で一気に読めちゃいます。
オススメです!
―――あの歌に“驚きのドラマ”あり!
- 著者:板野博行
- 王様文庫
まとめ
以上、歴史や古典が苦手な方でも読みやすい、眠れないほどおもしろい(面白い)「大河ドラマ・光る君へ」関連の古典解説本を4冊紹介しました。
- 眠れないほどおもしろい紫式部日記「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート!:板野博行(著)
- 眠れないほどおもしろい源氏物語 千年読みつがれる“恋のドラマ”が90分で読める!:板野博行(著)
- 眠れないほど面白い『枕草子』みやびな宮廷生活と驚くべき「闇」:岡本梨奈(著)
- 眠れないほどおもしろい百人一首―――あの歌に“驚きのドラマ”あり!:板野博行(著)
この記事でも3冊紹介しました、《板野博行(著)眠れないほどおもしろいシリーズ》は、他にも様々な歴史上の人物や古典に関する本があります。
参考にしてみてくださいね。