2024年《PV数20でgoogleアドセンス審査に合格した記録》
2024年3月、ブログ記事公開から約1ヵ月半。
合格時点でのPV数は20台、ほぼ誰にも閲覧されていない状態の作り立てほやほやブログですが、Googleアドセンスに2回の審査で合格することができました。
- アドセンス合格まで8年間のエピソードはこちらよりお読みいただけます
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Googleアドセンスに受かりやすかった8年前、何も考えずに楽しく書いていた育児ブログ(ライブドア・無料ブログ)で一発合格した過去があるため、審査が難化したといっても、ある程度きちんとやればすぐに合格できるだろうと甘い考えでいました。
ライブドアブログは迷いなく閉鎖し、Wordpressを開始するも・・。
どんなブログを書いても受からない・・・
必要といわれる対策しても受からない・・・
PV数1万を超えているブログでも受からない・・・
3つの運営ブログでは通算30回以上の腕組み不合格おじさんメールを受信し、完全にお手上げ状態で心が折れました。
凡人の私に合格率4%の壁は厚すぎた。Googleアドセンス、さようなら・・・
しかしライブドアで楽しくブログを書いていた頃を思い出し、挫折を乗り越え、初心に帰ったブログを書くことにしました。
また、楽しく、どんどん書けるブログをつくろう!
そして今回、PV数が30にも満たないブログにも関わらず、Wordpress4つ目のブログで合格することができました。
このブログで合格のあと、別のブログ(ハンドメイドに関するブログ/不合格履歴あり)でも同様の修正作業を行い審査に進んだ結果、一発でgoogleアドセンスに合格することができました。
今年2回続けて合格したという実績を得られたため、本対策は審査に有効と自負します。
ぜひ、参考にしてください!
この記事では、Googleアドセンスに合格した流れをリアルタイム記録として紹介します。
- この記事を書いている人
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Profile経理職一筋・在宅ワークアラフォー主婦。スマホ・パソコン・タブレットをフル活用した電子書籍の読書歴は10年以上です。数年前新たに購入した端末・Kindle電子書籍リーダーは、活字の本を読むのに欠かせないアイテムに♪収納にも困らず、いつでもどこでも読めるのが電子書籍のメリット! Kindleと楽天koboをメインとしていますが、お得を求めて日々様々な電子書籍ストアをリサーチしています。 ストア情報から、読みやすい本の紹介、親子の共有方法、お子さんの学習にも役立つ情報を発信していきます。プロフィールを読む
はじめに、ブログの立ち上げから1回目の審査結果までをまとめました。
ブログの土台作り
まず、基本的なブログの土台作りを行いました。
Googleアドセンス審査に必要と言われていることは大体網羅しているかと思います。
「+」を押すと詳細を確認することができます。
- 2つのプロフィール作成(トップページ下・フッターメニュー掲載)
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- トップページ下に掲載している簡略化したプロフィール
- 固定ページで作成したプロフィール(フッター・ハンバーガーメニュー掲載用)
- 《必須》固定ページ作成(トップページ下部・フッターメニュー掲載)
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- 《必須》運営者情報
- 《必須》プライバシーポリシー
- 《必須》プロフィール(固定ページで作成)
- 《必須》お問い合わせ
- サイトマップ(HTML)※あったほうがよいといわれている
- トップページに各メニュー設置
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- グローバルナビゲーション(ブログ名の下に設置したメニュー)
- ハンバーガーメニュー(トップページ右上 三本線)
- フッターメニュー(トップページ下部)
- 公開したすべての記事は、サーチコンソールでインデックス登録
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早く検索エンジンに表示させるために欠かせないインデックス登録作業を行った。
- 2種類のサイトマップ作成
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- HML:検索エンジン用 プラグイン《XML Sitemap Generator for Google》
- HTML:訪問者用 プラグイン《WP Sitemap Page》
- 最小限のカテゴリーとタグ
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カテゴリーは5つ、タグは10個作成
最初のカテゴリーは多すぎないほうがよいと言われています。
1カテゴリーあたり数記事は準備しました。
- サーチコンソールとアナリティクスの登録
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- Googleサーチコンソール:検索分析や記事のインデックスに欠かせないツール
- Googleアナリティクス:サーチコンソールより詳しい分析ツール
- サイトURLがhttpでなくhttpsになっているか確認
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過去に、自分のブログURLがhttpの状態だったことがあったため、https(セキュリティ強化した状態)になっているか確認
- 《site:自分のブログURL》で検索し、インデックス不要な記事を削除した
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Google検索エンジンで自動でインデックス登録されてしまったインデックス不要記事など(固定ページやカテゴリーのページ)を、サーチコンソールで削除
- 著作権違反に気をつける
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説明に使った別サイトの記事は、「引用」として掲載
イラストや画像はCanva利用
記事作成について
1月中旬から約1ヵ月間かけて、8つの記事(下書き)を作成しました。
その後、2月15日に一斉公開しました。記事の特徴は下の通りです。
- 1記事あたり4,000前後から9,000文字と超長い
- 表を使っている
- 読み手側が知りたいことを解決できるよう、記事と記事をリンクでつなぐ
- 実体験・自分の感想を含めている
- YMYLに関連する記事は避ける
経験・知識を活かした記事を書くことを意識しています。
一般的に、Googleアドセンス審査に受かるための必要文字数は、1記事あたり1,000文字以上と言われています。
私の場合、文字数が明らかに多いので記事を分割することも考えましたが、ブログ内容的に他のページにあちこち移動して読む構造にすると、読み手側の効率が悪いと考え、敢えてそのままにしました。
また、これまでの経験から、YMYLに関連する内容にならないよう注意しました。
Googleの検索品質評価ガイドラインで示している Your Money Your Life の略。
人のお金や生活に影響を与える記事は、専門家でない素人が書いた場合、Googleから評価されることは難しいと言われている。
私が運営しているブログの一つに、確定申告(所得税)に関する内容がありますが、専門家ではないため、Googleアドセンスの審査を通ることは難しいと思われます。(審査は諦め中)
ただ、検索ワードで1ページ目表示(Googleから評価)されている記事もあるので、よく分からないところです。
《時系列》ブログ開始日~1回目の審査結果受信
ここであらためて、1回目の審査から結果までの流れを、時系列で紹介します。
エックスサーバー・Wordpressにおける初期設定完了
プライバシーポリシーを設置
ここから約1ヵ月かけて、8記事程度を下書き準備しながらブログを構築していく
- 同日に各アフィリエイトサイトに登録し、関連企業にプログラム提携申請を行う
- A8.net、もしもアフィリエイト、バリューコマースに登録
Amazonアソシエイトは、もしもアフィリエイト経由で一発合格しました。
- 記事にアフィリエイト広告を掲載開始
- 新しい記事は書き続ける
- アフィリエイトとGoogleアドセンスは同時に進行
もうアドセンス審査には受からないと思っていたので、アフィリエイト広告を貼っていると受かりにくい説は、無視!
毎度おなじみの不合格理由《有用性の低いコンテンツ》
今回は3週間待ちで腕組みおじさんメールがきました。
でも懲りずに速攻再審査申し込み!
この時点で、25記事近くなっていたため、不合格メールがきた同日には再審査を申し込みました。
再申し込みは不合格通知がきてから日にちをおいたほうがよいという説があります。
ただGoogleアドセンスは審査に日にちがかかるので、私の場合はとりあえず申し込み開始してから結果がくるまでの間に改善策を考えるようにしていました。
今まで通算30回は落ちたのですが、結果がくるまで平均1週間~2週間くらい待つことが多かったです。
結論的には、1回目の不合格メール受信→即再審査申し込みから、11日後にGoogleアドセンス合格メールを受信しました。
これから、再審査申し込み直後から合格メールを受信する前日まで10日間で改善したことを詳しくお伝えしたいと思います。
目次へ戻るボタンをオフにした
長い記事を読んでいる時に、記事下に表示される《目次へ戻るボタン》
読んでいる途中でボタンを押せば目次まで戻れるので、読み手側にとって便利な機能です。
目次が自動生成されるプラグイン《Rich Table of Contents》は、デフォルトの状態で目次に戻るボタンがオンになっています。
Googleアドセンス審査では、間違って広告のほうを押しかねないボタンがあるとあまりよくないと知り、目次へ戻るボタンはオフにしました。
トップページと記事の見た目を分かりやすくする
私のブログは、テーマにJIN:R(JIN)を利用していますが、まだまだ便利機能を使いこなせていないのではないかと思いました。
初心に帰り、JINRマニュアルを細部まで読み込むと、まだまだ、読みやすい見た目に変えられる機能がありました。
便利機能をフル活用して、すべての記事を読みやすい見た目に改善しました。
情報量の少ない記事を下書きに戻した
ひな形を作って量産していた類似記事《5つ》がありましたが、自分で見ても有用性が低いと判断し、全て下書きに戻しました。
下書きに戻した記事は、検索エンジンでインデックス済みだったので、忘れずにサーチコンソールよりインデックス削除しました。
すべて一から書いた20記事だけを残しました。
すべての記事タイトルを変更
2回目の審査申し込み前後に、突如検索ワードで1ページ目に上がった記事がありました。
私はここで重大なミスをおかします。
記事の題名はもっと分かりやすいものにしたほうがよいと考え、全ての記事タイトルの文字数を50文字くらいに増やす作業を行いました。
(安易にやってはいけないことだったとも知らず・・・)
案の定、せっかく上位に上がった記事は、圏外に飛ばされたようで消えました。
《数日後》なにかがおかしい・・・
あらためて《site:自分のブログURL》で記事のインデックス状況を検索確認すると、記事タイトルが長すぎてすべて表示されていないことに気がつきました。
重要な部分が全く見えていなかったのです。こんな何の記事か分からないもの、Googleから評価されるはずがありません。
20記事も公開して初めて気づくなんて・・・
やらかしてしまった!
SEO対策はそれなりに勉強したつもりでいましたが、全く理解できていなかったのでした。(今も何となくしか理解はできていませんが;)
記事タイトル付けは以下を意識しました。
- 記事タイトルは20文字~30文字
- 検索ワードをタイトルにたくさん入れても、検索エンジンに表示されるのは最初の30文字前後だけなので意味がない
- ラッコキーワードなど無料で使える検索ワード分析ツールを使い、タイトル付けの参考にした
- SEOへの影響が大きいので、記事タイトルはむやみに変更してはいけない
- 記事タイトルを変えると検索順位から外れる
- Google品質ガイドライン違反により、Googleからペナルティをくらう可能性まである(何回まで許されるか、ペナルティ内容は不明)
10日間の間に、1記事あたり多くて3回くらいタイトル変更してしまいましたが、幸いペナルティを受けることはありませんでした。
なお、タイトルを変更した後は、サーチコンソールで再度インデックス登録しないと検索エンジンに反映されないためご注意ください。
記事出だしの挨拶文を削除
ブログ記事は、読み手側に何者が書いたか伝わるよう、まず自己紹介から始めたほうがよいというアドバイスをよく見かけるので、すべての記事は挨拶文からスタートしていました。
一つ前の記事タイトルにおけるSEO対策とも関連しますが、《site:自分のブログURL》で記事のインデックス状況を検索すると、検索エンジンには、記事タイトルの下に、記事の一部分が表示されていることが分かりました。
どのような仕組みで記事の一部分が掲載されるのかは謎ですが、私の場合は、タイトルの下に、最初の挨拶「こんにちは」からの部分が表示されていました。
これってもったいないかも?
少しでも記事内容が分かる内容を検索エンジンに載せてもらえるように改善しよう。
そこで、すべて記事始めの挨拶文を削除し、記事リライト後は、忘れずにサーチコンソールで再インデックスしました。
《時系列》1回目の審査結果受信~2回目の審査結果受信
最後に、1回目の審査結果及び再審査を申し込みした日から、2回目審査結果受信までの11日間を時系列でまとめました。
- トップページ・記事の見た目を分かりやすく修正開始
- ひな形を作って量産していた記事をすべて下書きに戻す
検索ワードで1ページに上がっていた記事は消失し、タイトル変更後も戻らない
すべての記事タイトルを30文字前後に修正し、サーチコンソールで再インデックス登録を行うも、やりすぎてエラーを起こす(翌日に再度登録するようエラーメッセージ表示)
20記事あったので、3日かけてインデックス登録を修正しました。
クローズド(ネットで公募していない)アフィリエイト広告を紹介してくれる会社であるレントラックスさん(怪しい会社ではない)から、広告案件の相談メールを受信。
新しいブログ立ち上げるたび、レントラックスさんからメールをいただきますが、今回は立ち上げたばかりでほとんどPV数がないブログなのになぜ・・・?
Google検索で確認
AdSenseアカウントの有効化おめでとうございます!
有効化ってなんだ?なにかの間違えか?
《8年ぶりの合格画面にしばらく思考が追いつかず、数分疑う》
こうして、最初の不合格メールから11日後に合格することができました。
記事タイトルを3日かけて修正し、レントラックスさんからのメール受信、翌日アドセンス合格と、色々詰まった5日間でした。
まとめ
以上、Googleアドセンスに合格した一連の流れをリアルタイム記録として紹介しました。
審査基準が不明であるため、合格理由は分かりませんが、過去に落ちまくった経験を通して分かったこと(考察)は以下の通りです。
- 閲覧PV数がほぼない状態のブログでも審査に合格することは可能
- 自分の経験や感想を織り交ぜた文章を書く
- アフィリエイト広告をたくさん貼っていても、記事内容に欠かせないものであれば審査に影響しない
- ひな形を作って量産した類似記事は評価されにくいかもしれない(量産記事削除後に合格したため)
- 審査時に「目次に戻るボタン」はオフにする
- YMYLに該当する記事(人のお金や生活に影響する内容)で合格するのは資格など肩書のない素人には難しい
参考になれば幸いです。