2024新型《Kindle電子書籍リーダー5端末》前モデルとの違いは?
2024年10月中旬、Kindle電子書籍リーダー5端末のうち、4端末が同時にリニューアル発売されました。
そろそろカラー端末が出るのでは?といわれていましたが、現時点、日本で発売したモデルのディスプレイ表示は白黒のみで、カラーへのアップデートはなしです。
前の端末から何が変わったかな?
詳しく見ていきましょう!
この記事では、最新端末を含めた現在発売中のKindle5端末の特徴と、前の端末との変更点を紹介しています。
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Profile経理職一筋・在宅ワークアラフォー主婦。スマホ・パソコン・タブレットをフル活用した電子書籍の読書歴は10年以上です。数年前新たに購入した端末・Kindle電子書籍リーダーは、活字の本を読むのに欠かせないアイテムに♪収納にも困らず、いつでもどこでも読めるのが電子書籍のメリット! Kindleと楽天koboをメインとしていますが、お得を求めて日々様々な電子書籍ストアをリサーチしています。 ストア情報から、読みやすい本の紹介、親子の共有方法、お子さんの学習にも役立つ情報を発信していきます。プロフィールを読む
Kindle電子書籍リーダーは、電子書籍を読むと目が疲れてしまうスマホ、パソコン、タブレットに対し、目に優しいフロントライトで、長時間でも紙の本に近い状態で読める目に優しい端末です。
- 目が疲れにくいので長時間読書が可能(光の反射を抑えた直接目を照らさないディスプレイ)
- 画面の触り心地も紙の質感を再現(e-inkディスプレイ)
- すべて白黒表示
- 活字(文字がメイン)の本やマンガを読むのに向いている
- 写真付きのカラー本を読むことには向いていない
- 事前にWi-Fi環境でダウンロードした本はオフラインでも読める
- バッテリーが数週間持続するため、充電の手間が少なくてすむ
- IPX8等級防水機能付き端末あり
見た目はタブレットと似ていますが、電子書籍リーダーはタブレットのようには使えない点、ご注意ください。
電子書籍リーダーがいるかいらないか、タブレットともお悩みの方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
Kindle端末を使って読むことができるAmazonサービスは、以下の通りです。
「+」を押すと詳細を確認いただけます。
- Kindleストア(購入)
-
電子書籍を購入して読む
2024年《Amazon・Kindleストア徹底解説》初めて利用する方向けの注意点
- Kindle Unlimited(読み放題)
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電子書籍が読み放題のサブスク(対象書籍・マンガは200万冊以上)
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- Prime Reading(読み放題)Amazonプライム会員が対象
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Amazonプライム会員が対象の読み放題サービス(対象書籍・マンガは1,000冊以上)
- Amazon Kids+(読み放題)
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3~12歳を対象としたキッズ向けコンテンツ(動画・電子書籍・ゲーム)数千点が使いたい放題のサブスク
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2024年10月にリニューアル発売した4端末を含めて、現在発売中である5端末の特徴をまとめました。
商品名 | 発売年 | 価格 | ディスプレイサイズ | 解像度 | 容量 | 防水機能 | キッズモデル |
---|---|---|---|---|---|---|---|
新 Kindle | 2024年 第11世代 | 19,980円~ | 6インチ | 300ppi | 16GB | なし | あり |
新 Kindle Paperwhite | 2024年 第12世代 | 27,980円~ | 7インチ | 300ppi | 16GB | あり | あり |
新 Kindle Paperwhite (シグニチャーエディション) | 2024年 第12世代 | 32,980円~ | 7インチ | 300ppi | 32GB | あり | なし |
Kindle Scribe | 2022年 第1世代 | 47,980円~(スタンダードペン付16GBのみ)/51,980円~(プレミアムペン付) | 10.2インチ | 300ppi | 16GB/32GB/64GB | なし | なし |
新 Kindle Scribe Notebook Design | 2024年 第1世代 | 56,980円~ | 10.2インチ | 300ppi | 16GB/32GB/64GB | なし | なし |
- 新端末は、前端末より5,000円~11,000円の範囲で大幅値上げ
- すべての端末で広告がなくなった(「広告なし」だけになった)
- 以前は、広告の配信があるかないかで端末価格が異なった(「広告なし」は「広告あり」より2,000円ほど高かった)
- 現時点、キッズモデル(小学生以下向け)のリニューアルはなし
- Kindle Paperwhiteキッズモデルに関しては、欠品中のデザインが多いため、近々リニューアル端末が登場する可能性あり
- 一番安く小さな6インチKindleは、前モデルより最大25%ディスプレイが明るくなり、ページめくりも速くなった
- 一番人気端末《Kindle Paperwhite》は、前モデルより25%速くページめくりができるようになり、サイズは6.8インチから7インチに大きくなった
- 唯一Wi-Fi環境なしで活字本がダウンロードできる端末だった7インチ端末《Kindle Oasis》は廃番となった可能性が高い(商品ページがなくなった)
- 新たに《Kindle Scribe Notebook Design》が第1世代として新登場
- 機能的には《Kindle Scribe 2022年発売》とほぼ同じ
- デザインがよりノートに近づきオシャレになった
- 《Kindle Scribe 2022年発売》は引き続き販売中(在庫がなくなり次第、販売終了する可能性あり)
もともと高かったですが、さらに高級品になったな、という印象です。
中古購入検討で、リニューアル前の端末情報を知りたい方は、以下の記事をお読みください。
では、端末別に前端末との違いを詳しく見ていきます。
【NEW】Kindle《一番安くてコンパクト》防水機能なし
Kindleは、一番安く、文庫本とほぼ同じくらい小さなサイズ感で、持ち運びに便利な6インチ端末です。
特に、活字の本を中心に読みたい方におすすめです。画面が小さいので、漫画を読む際は文字が小さく読みにくいと感じるかもしれません。(漫画の文字サイズは変更できない)
- Kindle電子書籍リーダーの中で一番安い
- 16GB容量あり(一般的な書籍で数千冊保存)
- 一番小さく、158gと一番軽い(小さなバッグでも持ち運びしやすい)
- サイズ:157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm
- ディスプレイの明るさ調整ができる
- フル充電で、最大6週間使えるバッテリー(USB充電時間:2時間)
- 防水機能なし
- キッズモデルあり(※現時点リニューアルなし)
- 接続はWi-Fiのみ
- 価格:14,980円~ → 19,980円~
- 前モデルより5,000円価格アップ!
- 前モデルより最大25%明るくなり、高いコントラスト比へと進化
- 素早いページめくり
- 端末カラーはブラックのほか、マッチャ(グリーン)が新登場
【NEW】Kindle Paperwhite《防水機能付き人気端末の進化版》
Kindle Paperwhiteは、一番小さなkindleよりも、縦・横幅ともに一回り大きいコミックくらいのサイズ感なので、活字の本のほか、漫画もたくさん読みたい方におすすめの7インチ端末です。
Kindleの中で唯一防水機能が付いているシリーズなので、お風呂で読書することもできます。
- 16GB容量あり(一般的な書籍で数千冊保存)
- 211gと軽く、持ち運びにも便利
- 色調調整機能付きで好みの色味に設定できる
- フル充電で、最大12週間使える長時間バッテリー(USB充電時間:2.5時間)
- 防水機能あり
- キッズモデルあり(現時点リニューアルなし)
- 接続はWi-Fiのみ
- 端末カラーはブラックのみ
- 価格:19,980円~ → 27,980円~
- 前モデルより8,000円価格アップ!
- ディスプレイサイズ:6.8インチ → 7インチへ若干大きめに
- 176.7 mm x 127.6 mm x 7.8 mm
- 前モデルより25%速いページめくりへと進化
- 白黒コントラスト比が高くなり読みやすくなった
- バッテリーの持ちアップ
- 最大10週間 → 最大12週間
文庫本サイズのKindleより、漫画が読みやすいサイズです。
また、ページめくり速度が向上したので、ページめくりの遅さに不満を感じていた方にもおすすめです。
【NEW】Kindle Paperwhite(シグニチャーエディション)《防水機能付き/32GB大容量》
Kindle Paperwhite(シグニチャーエディション)は、Kindle Paperwhiteとともに、第12世代モデルとして今回リニューアル発売された7インチ端末で、基本的なスペックはKindle Paperwhiteと同じです。
- 大容量(32GB)
- 明るさ自動調整機能がついている
- 端末カラーが、メタリックブラック/メタリックジェードから選べる
- 全端末の中で唯一ワイヤレス充電(確認中)ができる
- 32GB容量あり(一般的な書籍で数千冊保存)
- 214gと軽く、持ち運びにも便利
- 色調調整機能付きで好みの色味に設定できる
- 明るさ自動調整機能付き(Kindle Paperwhiteにはなし)
- フル充電で、最大12週間使える長時間バッテリー(USB充電時間:2.5時間)
- ワイヤレス充電(充電器別売り)ができる(確認中)
- 防水機能あり
- 接続はWi-Fiのみ
- 価格:21,980円~ → 32,980円~
- 前モデルより11,000円価格アップ!
- ディスプレイサイズ:6.8インチ → 7インチへ若干大きめに
- 176.7 mm x 127.6 mm x 7.8 mm
- 前モデルより25%速いページめくりへと進化
- 白黒コントラスト比が高くなり読みやすくなった
- バッテリーの持ちアップ
- 最大10週間 → 最大12週間
- 端末カラーはメタリックブラックのほか、メタリックジェード(グリーン系)が選べる
Kindle Scribe《読書&ノート機能付き・セール情報必見!》
Kindle Scribeは、2022年に発売した、Kindle電子書籍リーダーの中で最も大きい10.2インチ端末です。
見た目や大きさはタブレット寄りですが、タブレットのような使い方はできません。
付属のペンで、読書をしながら手書きメモがとれる、Kindle初・ノート機能を搭載しています。仕事や勉強、アイデア帳などとして使いたい方に特におすすめです。
Kindle Scribeは今回第2世代としてアップデートせず、ほぼ同機能をもつ Kindle Scribe Notebook Designという新モデルにチェンジしました。ほぼ新モデルと同機能にも関わらず、旧型につき、セール次第で安くお得に買えるチャンスがあります。
- 付属のペンで、読書をしながら手書きメモ・ノートがとれる(Kindleシリーズ初機能)
- ペンの種類は2種類から選べる(スタンダードペン/16GBのみ or プレミアムペン)ペンにより端末値段が異なる
- 本に直接書き込み、手書きの付箋を作って保存できる(対応不可の本もあり)
- PDFの読み込みと書き込み後、Eメール送付もできる
- 書いたノートはフォルダ別に管理できる
- 自由に書き込めるノートはテンプレートが選べる
- 交換用ペン先 (5個)が同梱
- フル充電で、読書は最大12週間、手書き機能は最大3週間使える長時間バッテリー(USB充電時間:2.5時間)
- 大きなディスプレイ
- 230 mm x 196 mm x 5.8 mm
- 容量は16GB・32GB・64GBから選べる
- 色調調整機能付きで好みの色味に設定できる
- 明るさ自動調整機能付き
- 防水機能なし
- 接続はWi-Fiのみ
- 端末カラーはタングステンのみ
今年の春頃から、たびたびセール対象になっているのを見かけているので要チェックです!
ただ、新しいモデルが出たため、こちらは売り切れ次第販売終了となる可能性が高いです。
【NEW】Kindle Scribe Notebook Design《よりノートらしくオシャレなデザイン》
Kindle Scribe Notebook Designは、2022年発売Kindle Scribeとほぼ同機能を持つ10.2インチ端末です。
Kindle Scribeと同様に、付属のプレミアムペンを使い、読書をしながら紙のような書き心地で文字や絵を描くことができます。
Kindle Scribeとの違いは以下にまとめましたが、機能的に大きな違いはないようです。
- ディスプレイを囲むホワイトベゼルのノートブックデザインで、よりノートらしいデザインに
- プレミアムペン付き(ペンの種類は選べない)
- 価格の違い(プレミアムペンの端末で比較)
- Kindle Scribe:51,980円~(プレミアムペン付の場合)
- Kindle Scribe Notebook Design:56,980円~
- 旧端末との価格差は5,000円
- ノート機能の進化
- Kindle本の文中にペンで書き込み始めると、Active Canvasが自動でメモ用のスペースを提供(一部の電子書籍のみ対応)
- サイズに微差あり
- Kindle Scribe:230 mm x 196 mm x 5.8 mm
- Kindle Scribe Notebook Design:230 mm x 196 mm x 5.7 mm
- 端末カラーはタングステン、メタリックジェード(グリーン系)から選べる
デジタルノートを強くアピールしたい商品のように感じます。
よりノートらしく、洗練されたデザインに変わり、持っているだけでテンション上がりそうです。
まとめ
以上、最新端末を含めた現在発売中のKindle5端末の特徴と、前の端末との変更点を紹介しました。
- 【NEW】Kindle《一番安くてコンパクト》防水機能なし
- 【NEW】Kindle Paperwhite《防水機能付き人気端末の進化版》
- 【NEW】Kindle Paperwhite(シグニチャーエディション)《防水機能付き/32GB大容量》
- Kindle Scribe《読書&ノート機能付き・セール情報必見!》
- 【NEW】Kindle Scribe Notebook Design《よりノートらしくオシャレなデザイン》
高級品であるKindle電子書籍リーダーは、プレゼントにも喜ばれます。
参考にしてみてくださいね。