漫画を読むなら7インチ!白黒PaperwhiteとColorsoft/Koboカラーを徹底比較
電子書籍リーダーの価格は、一般的に画面サイズが小さいほど安くなります。そのため「とりあえず安いのを試したい」と、一番安い6インチモデルを選ぶ方は多いと思います。
しかし、マンガをメインで読みたい場合、マンガは本質的に「一枚の画像」として表示されますので、マンガのページ全体を6インチの小さな画面で読むと、ストレスを感じてしまう可能性があります。
文字が小さく読みにくい
活字の本(小説など)を読む場合は、6インチモデルでも文字の大きさを自由に変更できるため、画面が小さくても問題ありませんが、マンガの文字サイズは変更できないため、端末の大きさがそのまま読みやすさに直結してしまいます。(スマホ読みと同じくピンチインアウト必須!)

電子書籍リーダーで読みにくさを感じた場合、同じピンチインアウトで読むなら手軽なほうの「スマホ読み」に戻る可能性が高くなります…
一方、7インチ端末であれば、コミックの単行本とほぼ同じサイズ感で、文字も絵も無理なく読み込むことができます。

マンガを中心に読みたい方は、7インチサイズの端末を探すことをおすすめします!
この記事では、マンガが読みやすい7インチ端末「Kindle(Amazon)と楽天Kobo、計5つのモデルを徹底比較しています。
- Amazon:Kindle Paperwhite
- Amazon:Kindle Paperwhite(シグニチャーエディション)
- Amazon:Kindle Colorsoft
- Amazon:Kindle Colorsoft(シグニチャーエディション)
- 楽天 :Kobo Libra Colour
- この記事を書いている人
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Profile経理職一筋・在宅ワークアラフォー主婦。スマホ・パソコン・タブレットをフル活用した電子書籍の読書歴は10年以上です。数年前新たに購入した端末・Kindle電子書籍リーダーは、活字の本を読むのに欠かせないアイテムに♪収納にも困らず、いつでもどこでも読めるのが電子書籍のメリット! Kindleと楽天koboをメインとしていますが、お得を求めて日々様々な電子書籍ストアをリサーチしています。 ストア情報から、読みやすい本の紹介、親子の共有方法、お子さんの学習にも役立つ情報を発信していきます。プロフィールを読む
電子書籍リーダーは、目に優しく、紙の本と同じ感覚で長時間読める、読書だけに特化した専用端末です。
Kindle・Kobo端末で読める本は、それぞれ自社ストアで販売している電子書籍のみです。(他ストアの本は読めない)
まず、Kindleと楽天kobo、7インチ端末の特徴をまとめました。
| 商品名 | 特徴 | 価格 | 解像度 | 防水機能 IPX8規格準拠 | 容量 | キッズモデル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Kindle Paperwhite 2024年 | 白黒 | 27,980円 | 300ppi | あり | 16GB | あり 2025年 |
| Kindle Paperwhite(シグニチャーエディション) 2024年 | 白黒、大容量 | 32,980円 | 300ppi | あり | 32GB | ー |
| Kindle Colorsoft 2025年 | カラー | 39,980円 | 白黒300ppi カラー150ppi | あり | 16GB | あり 2025年 |
| Kindle Colorsoft(シグニチャーエディション) 2025年 | カラー、大容量 | 44,980円 | 白黒300ppi カラー150ppi | あり | 32GB | ー |
| Kobo Libra Colour 2024年 | カラー、ボタン、メモ、大容量 | 36,800円 | 白黒300ppi カラー150ppi | あり | 32GB | ー |

5端末とも「防水機能」付きなので、お風呂で読むこともできます♪
端末選びを失敗しないためには、価格の安さだけでなく「何の本を読みたいか」を考えることが重要です!
16GB と 32GB の容量の違い
電子書籍リーダーを選ぶ際、漫画は小説に比べてデータ量が非常に大きいため、何をどれだけ保存したいかで必要な容量が変わります。
以下、容量の違いを調べてまとめました。
| 容量 | 小説 (約5MB/冊) | マンガ (約70MB/冊) | ポイント |
|---|---|---|---|
| 16GB | 約3,000冊 | 約200冊 | 漫画は常に200冊以内に抑え、読み終わった漫画は削除するなどこまめなデータ整理ができる方向け。 |
| 32GB | 約6,000冊 | 約450冊 | 「手元に常にたくさんの漫画を残したい」、「カラー漫画をよく読む」なら検討。削除の手間をなくしたい方向け。 |
一番安く買える端末は「Kindle Paperwhite」
Kindle Paperwhiteは、7インチの中で最もお財布に優しい16GBモデルです。白黒表示につきカラー対応マンガは読めませんが、費用を抑えて快適に読みたい方にピッタリです。
16GBにつき、活字の本とマンガをバランスよく読みたい方向けの端末です。
容量不足を感じる方は「シグニチャーエディション」
16GBだと容量不足を感じる方には、Kindle Paperwhiteの「スペシャル版」であるKindle Paperwhite(シグニチャーエディション) 32GBがおすすめです。
16GBとの価格差は8,000円ですが、マンガをたっぷり保存することができます。
- 大容量(32GB)
- 明るさ自動調整機能がついている
- 端末カラーが、メタリックブラック/メタリックジェードから選べる
- 全端末の中で唯一ワイヤレス充電ができる
小学生以下のお子さん向け「Kindle Paperwhiteキッズモデル」
Kindle Paperwhiteシリーズには、主に小学生以下のお子様向けであるキッズモデルがあります。大人向けモデルとの違いは「保護者の管理」に特化していて一人でも安心安全に使わせることができる点です。

「Paperwhiteシリーズ」のセール実績
Kindle端末は、「Kindle Paperwhite」に限らず、年に数回開催されるビッグセール時の購入が最もお得な買い時です。
「Kindle Paperwhite」シリーズは、2025年ブラックフライデーセール時に、8,000円値下げした実績があります。(Paperwhiteシリーズ共通の値引き額)
一番安いKindle Paperwhiteの場合、通常価格:27,980円→19,980円まで安くなりました。今後もセール情報はチェックしていきましょう!

ここまでは、カラー対応ではない白黒表示端末の紹介でした。
カラー表示も楽しめる3端末の違いを徹底比較!
では、比較対象を「カラー対応端末」だけに絞って違いを確認していきましょう。
マンガのデータ量は1冊あたり70MB(平均値)で、カラー漫画や雑誌は100MBを優に超えます。もし保存したい漫画の半分がカラーや高画質だと、実質的な保存冊数は大幅に減り、すぐに32GBが必要になってしまいます。
そのため、「漫画を200冊以上保存したい」と考えた時点で、将来的な容量不足のストレスを避けるために、32GBを選ぶと安心です。
| 商品名 | 特徴 | 価格 | 解像度 | 防水機能 IPX8規格準拠 | 容量 | キッズモデル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Kindle Colorsoft 2025年 | カラー | 39,980円 | 白黒300ppi カラー150ppi | あり | 16GB | あり 2025年 |
| Kindle Colorsoft(シグニチャーエディション) 2025年 | カラー、大容量 | 44,980円 | 白黒300ppi カラー150ppi | あり | 32GB | ー |
| Kobo Libra Colour 2024年 | カラー、ボタン、メモ、大容量 | 36,800円 | 白黒300ppi カラー150ppi | あり | 32GB | ー |
通常価格で一番安く買えるのは?
カラー対応端末で、セール等を考慮せず通常価格で一番安く買えるのは、楽天Kobo Libra Colourです。容量も32GBとバッチリ!
こちらはKindle(2025年)より先に、待望のカラー対応端末として2024年に発売されたモデルです。
Kindle端末(Colorsoftシリーズ)と機能は似ていますが、大きな違いは物理的なページ送りボタンが付いていることです。
すべての電子書籍リーダーは、基本的にスマホと同じく画面をタップしてページをめくりますが、Kobo Libra Colourはボタンを押してページめくりもできるので、片手で操作したいときやお風呂で読むときなどに便利です。
また、ノートのように手書きメモ(※専用ペンKoboスタイラス2の購入が必要)をしながら本を読むことも可能です。

楽天派にとって、唯一選べる7インチ端末となります!
物理的に操作できるページめくりボタンが便利だと好評です。
Kobo/Kindle 32GB端末がそれぞれセールになると・・?
通常価格では一番安い楽天のKobo Libra Colourですが、同じ32GB端末であるKindle Colorsoft(シグニチャーエディション)と、セール価格で比較した場合どちらがお得なのかをみていきましょう。
機能面の違いは一つ前に紹介した通りですが、価格面の大きな違いは、Amazonのビッグセール時にKindle端末が爆発的に安くなる傾向にあることです。
2025年ブラックフライデーセール時には、なんと10,000円も値下げし、通常44,980円→34,980円で買えた実績があります。(Colorsoftシリーズ共通の値引き額)
この価格まで値下げした場合、Kobo Libra Colour36,800円(定価)より、約1,800円安くなります。
ただ、楽天Kobo端末も負けてはおらず、ビッグセール時に最大10~15倍のポイント還元によるタイミングでの購入を目指せば、通常36,800円より実質的に数千円お得に買えることは間違いないので、一概にどちらが安くてお得かとは言い切れません。

楽天かAmazon派か、実際の現金割引かポイント還元か、自分の価値観により検討してみてくださいね。

活字の本中心に、カラーも体験したいなら「Kindle Colorsoft」
Kindle Colorsoftは、大きく容量を消費するカラーマンガが読める端末ですが、16GBで容量不足の心配があるため、活字の本を中心に読むことがメインで、カラーマンガも体験したいという方向けの端末です。
- 同じ16GB白黒モデル「Kindle Paperwhite」を買うより12,000円高くなる
- 容量安心32GBカラー対応「シグニチャーエディション」を買うよりは5,000円安い
※通常価格の場合
コスト面でなく、「2025年最新モデルで初めてのカラー読書体験ができる」という価値から購入を検討してみることをおすすめします。

同じ16GBカラー端末には「キッズモデル」の選択肢もあります
小学生以下のお子さん向け「Kindle Colorsoftキッズモデル」
繰り返しになりますが、Colorsoftシリーズ3端末は、2025年ブラックフライデーセール時に10,000円も値下げ(共通)した実績がありますので、引き続き2026年のビックセールも注目していきましょう!

まとめ
以上、マンガが読みやすい7インチ端末「Kindle(Amazon)と楽天Kobo、計5つのモデルを徹底比較しました。
簡潔にまとめた結果は以下の通りです。
| 求めること | 最適な容量 (推奨) | モデル |
|---|---|---|
| カラー不要!活字メインで漫画も楽しみたい | 16GBで十分 | ①Kindle Paperwhite ②キッズモデル |
| カラー不要!漫画メインで楽しみたい | 32GBで安心 | Kindle Paperwhite(シグニチャーエディション) |
| 漫画メインでカラーも楽しみたい | 32GBで安心 | ①楽天Kobo Libra Colour ②Kindle Colorsoft(シグニチャーエディション) |
| 活字メインで漫画も楽しみ、カラーも体験したい | 16GBで十分 | ①Kindle Colorsoft ②キッズモデル |
参考になれば幸いです。










