電子書籍リーダー《いるorいらない》が分かる3つのポイント
電子書籍リーダーは、電子書籍を読むことに特化した専用端末ですが、電子書籍はスマホでも手軽に読めるため、自分にとって必要なものなのか、購入を悩まれる方は多いのではないでしょうか。
なかなかよいお値段するよね。
自分は本当に使うのかな?と思うと、まだ購入に踏み切れないでいるよ。
正直、使わなければ宝の持ち腐れになる可能性があります。
電子書籍リーダーの購入を検討している方は、本を読むことが好きな方かと思います。
ただ、電子書籍リーダーはすべての電子書籍ジャンルを読むことには向いていないので、買い物失敗しないためには自分が電子書籍で一番読みたいジャンルは何か、よく考えてから買うのがおすすめです。
この記事では「買って後悔した・・」ということにならないよう、Amazonの電子書籍リーダー《Kindle》を長年愛用している筆者が、電子書籍リーダーがいる人/いらない人について、3つのポイントを本音でお伝えします。
3つのポイントについて、1つも当てはまらない方は、電子書籍リーダー不要と思われます。
いるかいらないか、診断テストとしてもお役立てくださいね。
- この記事を書いている人
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Profile経理職一筋・在宅ワークアラフォー主婦。スマホ・パソコン・タブレットをフル活用した電子書籍の読書歴は10年以上です。数年前新たに購入した端末・Kindle電子書籍リーダーは、活字の本を読むのに欠かせないアイテムに♪収納にも困らず、いつでもどこでも読めるのが電子書籍のメリット! Kindleと楽天koboをメインとしていますが、お得を求めて日々様々な電子書籍ストアをリサーチしています。 ストア情報から、読みやすい本の紹介、親子の共有方法、お子さんの学習にも役立つ情報を発信していきます。プロフィールを読む
文字だけの本・マンガを読みたい?
電子書籍リーダーいるかいらないか、最も重要なポイントは、主に何の本を読みたいかです。
本のジャンル別に読みやすさをまとめました。
自分が一番読みたい本はどのジャンルに当てはまるでしょうか?
私の主観ですが、参考にしてみてくださいね。
詳細は「+」を押すと確認いただけます。
- 文字だけの本(小説全般・文芸書・ビジネス書など)
※多少挿絵の入った本を含む -
〇 電子書籍リーダーで快適に読める
- マンガ
-
△ 端末または本の内容によって、読みやすかったり読みにくいと感じる
- 雑誌全般
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× 電子書籍リーダーを使って読むことに適していないと感じる
- カラー表示のほうが読みやすい本(実用書・絵本など)
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△ 端末または本の内容によって、読みやすかったり読みにくいと感じる
- 写真も楽しむ本(実用書・レシピ本・図鑑など)
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× 電子書籍リーダーを使って読むことに適していないと感じる
- 学習本(テキスト・参考書・専門書など)
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△ 端末または本の内容によって、読みやすかったり読みにくいと感じる
結論的に、筆者が電子書籍リーダーを買ってよかった!と心から思える本のジャンルは、小説など文字だけ(活字)の本です。
電子書籍として配信されている多くの文字だけ(活字)の本は、文字サイズを大きくしたり小さくして読むことができ、1ページあたり読む量を自分好みに調整できます。この機能は、紙の本にはない電子書籍のメリットです。
文字サイズはアプリ読みでも変えられますが、電子書籍リーダーは目が疲れにくいという最大のメリットがプラスします。(後ほど詳しく説明)
私の場合、紙の文庫本を読むより、電子書籍リーダーで文字の大きさを変えて読んだほうが読みやすいと感じます。
ただし電子書籍すべての文字サイズが変更できるということではなく、文字だけ(活字)の本以外のジャンル(マンガを含む)は、文字の大きさは変えられない本が多いです。
文字の大きさを変えられない本を電子書籍リーダーで読む場合、端末サイズが小さいほど、読みにくさを感じると思います。
文字だけの本以外の本を多く読む方は、自分が読みやすいと感じるサイズの端末を選ぶことが重要です。
結局画面を指でピンチアウトして読むのであれば、スマホやタブレットと大して変わらないので、電子書籍リーダーをわざわざ起動して読むメリットはあまり感じられないかもしれません。
いずれ使わなくなる可能性ありです。
マンガを読むなら端末サイズに注意
電子書籍リーダーは、マンガを読むことにも向いています。
ただ、文字の大きさを変えたり、コマ読みはできないため、画面が小さい端末の場合、文字が読みにくいと感じればストレスになると思います。
漫画はサクサク読みたいよね。
マンガを中心に読む場合は、コミックサイズに近い7インチサイズ以上の端末を選ぶことをおすすめします。(マンガによっては、7インチでも小さいと感じるかも)
電子書籍リーダーにおいてもピンチアウトしながらでないと文字が読みにくいと感じた場合、結局スマホ読みに戻る可能性が高いです。
私は文庫本サイズのKindle6インチを愛用していますが、1コマあたり文字数が多い漫画は、文字が読みにくいのでスマホ読みすることが多いです。
イメージとして例を挙げると、ワンピースは読みにくく、BLEACHは読みやすいです。1ページあたりのコマ数や文字数が少なめの漫画は小さな端末でも比較的読みやすいと感じます。
《参考》約7インチ端末
カラー写真がメインの本はタブレット
カラー写真をメインで楽しむ本(雑誌、ムック本、レシピ本など)は、電子書籍リーダーで読むことには向いていません。
カラー写真メインの本はタブレット読みがおすすめです。
電子書籍リーダーは白黒表示が中心で、中にはカラー端末も販売されていますが、スマホやタブレットのように色鮮やかなカラー表示画面ではないからです。
スマホ・タブレットのような色合いを期待すると、思っていたのと違う・・・と感じてしまうでしょう。
なお、写真がメインではなく、カラーのイラストやライン・文字があるような実用書などの本や、カラー対応のマンガは、カラー対応端末のよさを活かして読むことができます。
ただ、楽天Kobo端末の場合、一番大きな端末で7インチなので、コミックを読むにはおすすめサイズですが、実用書などを読む場合は読みにくさを感じるかもしれません。
ビジネスや勉強メインで使いたい場合
電子書籍を読む+ノート機能が備わっている電子書籍リーダーは、仕事や趣味のアイデアノート、日々の学習・資格取得の勉強などにピッタリ!
サイズは約10.2インチと大きめで、本を読みながら画面に直接文字や絵を書き込むことができます。
高機能につき一番価格が高いため、Amazonや楽天などで、お得になるビッグセール時の購入が狙い目です。
本体は軽いので、図書館やカフェなど、外出先で長時間勉強したい方におすすめです。
参考《Kindle Scribe Notebook Design》2024年新発売
参考《楽天Kobo Elipsa 2E》2024年新発売
仕事や趣味におけるアイデアノート作り・メモにも使えます!
長時間読書をする?
スマホやタブレットで活字の本やマンガを読んだ際、目の疲れを感じるほど長時間読書をする方にとって、目に優しいフロントライト(低刺激)で、紙の本に近い状態で読める電子書籍リーダーはありがたい存在になると思います。
電子機器なのに、長時間読書をしても目が疲れにくいという特徴があります!
電子書籍リーダーは防水機能付きの端末もあるため、お風呂で長風呂(半身浴)をする方にもおすすめです。
反対に、短時間しか本を読まない人や、そもそもあまり本を読まない人であれば、電子書籍リーダーを使って電子書籍を読むメリットはあまり感じられないと思います。
スマホの方が手軽なので、購入しても起動が面倒になっていずれ使わなくなる可能性大です。
ちょっと隙間時間を使った読書であれば、スマホのほうが手軽に楽しめます。
電子書籍リーダーはじっくりゆっくり読みたい方向けの端末です。
外出先(移動時間)で本を読みたい?
電車・バス・新幹線・飛行機などを利用し、通勤通学・出張や旅行など移動時間の時間つぶしに、活字の本やマンガを読みたい方にとっても、電子書籍リーダーは便利な端末です。
電子書籍リーダーを使えば、持ち歩くことに不便な分厚い本や大きな本まで、何千冊も持ち歩くことが可能ですよ。
好きなカフェでまったり読書も最高です♪
特に、一番小さい端末(6インチ・文庫本サイズ)は薄型で軽く、荷物の負担にならないので持ち歩きにおすすめです。
また、スマホで読書をした場合、短時間でも充電を大きく消費してしまいますが、電子書籍リーダーは、バッテリーが数週間もつとされているため(※読む時間によって異なるが、充電の持ちはかなりよい!)スマホやタブレットと比べれば充電の消費を気にすることなく使える 且つ 充電の手間も抑えられるというメリットがあります。
まとめ
以上、Amazonの電子書籍リーダー《Kindle》を丸4年愛用している筆者が、電子書籍リーダーがいる人/いらない人について、3つのポイントを本音でお伝えしました。
電子書籍リーダーは、時間をかけてゆっくりじっくり読みたい方向けの端末だと思います。
下記に一つも当てはまらない方は、電子書籍リーダーが必要ではない可能性が高いです。
- 文字だけの本・マンガを読みたい人
- 長時間読書をしたい人
- 外出先(移動時間)で本を読みたい人
参考にしてみてくださいね。